こんにちは。ファンタスメディア統括の吉田(CAOポチ)です。
採用はもはや「人事の実務」ではなく、企業の存続をかけた「経営の最優先課題」です。 しかし、多くの経営者様と対話する中で、ある「致命的な断絶」に気づきました。それは、企業が発信する「建前」と、Z世代が求める「リアル」の乖離です。
結論から申し上げます。 Z世代の心を掴む唯一の解は、「綺麗な広告」をやめ、トリプルメディアを連携させた「裏表のないリアル」を発信することです。
本記事では、戦略統括の視点から、ナビサイト頼みの採用を脱却し、Z世代から選ばれるための独自フレームワーク「FAN-J9」とトリプルメディア戦略の全貌を公開します。
1. 敗因は「点」での発信。Z世代攻略に不可欠なトリプルメディア戦略

採用広報における最大の失敗パターンは、各施策が分断されていることです。
「ナビサイト(Paid)に課金する」
「採用サイト(Owned)を作る」
「Instagram(Shared)をひとまず始める」
これらをバラバラに運用していませんか?
Z世代は「裏取り」をしている
2025年卒学生の約6割が就活にSNSを利用しているというデータがあります。しかし、彼らはSNSで求人を探しているだけではありません。ナビサイトで見つけた企業の「答え合わせ(裏取り)」を行っているのです。
「アットホームな職場」という求人票に対し、Instagramや口コミサイトで「社員の目が死んでいないか」「退職者の恨み節はないか」を確認する。この「リアルの検品」に耐えられない企業は、どれだけ広告費を積んでも土俵にすら上がれません。
「線」で繋ぐエコシステム設計
ファンタスが提唱するのは、3つのメディアをシームレスに繋ぐ戦略です。
広告で集めたユーザーを、オウンドメディアという「資産」でファン化し、歩留まりを高める。この設計こそが本質的な解決策です。
2. 「バズ」より「共感」。再現性を生む独自フレームワーク「FAN-J9」
「SNSでバズらせたい」というご要望をよく頂きますが、採用においてバズは必須ではありません。必要なのは、ターゲット人材の心を動かす「再現性のある共感」です。 これを科学的にアプローチするために、我々は独自フレームワーク「FAN-J9」を開発しました。
感情を因数分解する「4R × 9BOX」
コンテンツ制作において、担当者の「センス」や「感性」に頼るのは危険です。我々は以下のロジックで企画を決定します。
例えば、「内定辞退(Retention課題)」を防ぎたいなら、きらびやかな福利厚生動画ではなく、先輩社員が失敗と成長を語る泥臭い「Story」を見せる。 このように「誰に、どの感情を抱かせ、どう行動させるか」をロジックで組むことで、「外さない採用広報」が可能になります。
3. 「綺麗な広告」はスワイプされる。Z世代リポーターによる「一次情報」の力

私が現場で強く感じるのは、Z世代の「広告に対する防御力」の高さです。 彼らは「良く見せようと加工された情報」を瞬時に見抜き、スワイプします。逆に、多少映像が粗くても、現場の空気感が伝わる「リアル」には指を止めます。
外部プロ戦略 × 内部リアル素材
この課題に対し、私たちは「ファンタスPR(戦略)」と「Z世代リポーター(リアル)」を融合させています。
Z世代リポーター: インターン生を中心としたチームが、学生目線で企業の「違和感」や「魅力」を言語化・発信。企業側からは出てこない「真正の一次情報」となります。
インハウス支援: 最終的には、社員様自身がスマホで日常を切り取れるよう伴走支援します。
4. 採用を変えた成功事例:カテゴリー別アプローチ
「FAN-J9」と「リアル」を実装し、採用ブランドを変革した事例をご紹介します。
Case 1: 株式会社津田屋様(エネルギー・カーライフ)
課題: 「ガソリンスタンド」という旧来イメージが強く、若年層に響かない。
戦略(Visual × Concept): 採用サイトとパンフレットを刷新。「地域のライフライン」としてスタイリッシュに定義し直し、社員(People)の魅力を前面に。
成果: 企業イメージが変革され、ターゲット層からの応募が増加。
Case 2: 株式会社フレスカ様(飲食・フードサービス)
課題: テキスト情報だけでは、店舗の「シズル感」や仲間の熱量が伝わらない。
戦略(Culture × Visual): 「熱量」をテーマに、躍動感ある写真を多用。調理の臨場感や真剣な眼差しを可視化し、理屈ではなく直感で「楽しそう」と思わせる設計へ。
成果: サイト離脱を防ぎ、店舗の熱気に共感する人材(ファン)の獲得に成功。
まとめ:採用広報は「構造」で勝つ
採用広報のゴールは、応募数を稼ぐことではなく、自社の価値観(Value)に共鳴する「ファン」を増やすことです。
もし貴社の採用活動に閉塞感を覚えているなら、それは手法(How)の問題ではなく、構造(Structure)の問題かもしれません。 Z世代が見ているのは、求人票の条件ではなく、「ここで働く自分のリアルな未来」です。
私たちファンタスは、経営戦略としての採用を、「FAN-J9」という科学的アプローチと、泥臭い現場のリアルを掛け合わせて支援します。 「ワクワクを、かたちに」したいとお考えの経営者様。ぜひ一度、そのビジョンをお聞かせください。





